1.0.10 (2017/09/04 リリース) での変更点を以下に挙げます:
1. 画面(計算表示部)のフォントが3種から選択可能になりました。
本来ならば任意のフォントをお選びいただきたいのですが、桁区切りやカンマなどの表示処理(で手を抜く)ために一部メトリクスを調整したフォントを内蔵させています。
あまり代り映えしないかもしれませんが、とりあえず3種用意できました。
2. 計算履歴が残るようになりました。
履歴は現在最大100件記録されます。
計算機実機を再現している都合上、プリンタ付き電卓のように1記録が必ず2項分だけの記録となります。(ほかアプリの記録のように 1 x 2 x 3 = 6 とできません )
履歴の下部には集計欄を設け、メモリを使わなくても集計が行えるようになりました。
以下は毎度のこっそり修正となります:m(._.)m
3. GTキーの扱いが実機と違うのを修正
従来、GT キー2回押しで GT 内容が消えるようにしていましたが、実はこれはシャープ仕様でした カシオ仕様では GT 内容は [AC] のときに消えるのが正解でした。
2回押しのときに何かする、という動きはこのためだけに実装していたのですが、泣く泣く処理をオミットします。
4. クリップボードへの計算結果コピーを修正
[億万] 表示モードのまま [表示内容をコピー] したときに、億・万の位置にゴミ文字が入っていたのを訂正しました。
5. 余り割算の結果を表示している際に、桁区切りの切替ができなかったのを修正
余り割算の結果を表示している際 ( 1’123 – 999 など ) に、[DISP] [億万] [INDIA] キーで桁区切り表示を切り替えることができなかったのを訂正しました。
余り割算結果を表示している際にはいくつか利用できないキーが出るのですが、その中に誤ってこれらの切替キーを含めてしまっていました。
6. 定数 0 割算 × メモリ操作 でエラーとなっていたのを修正
通常の 0割算 、0定数 の割算 は正しく E として処理していましたが、これがメモリ操作と絡んだときに Exception となってアプリが落ちていました。
カシオ式ではメモリ操作の際に暗黙的に [=] が打鍵されるのですが、このときのエラーチェックが足りていませんでした。m(._.)m